長野〜富士見間に臨時快速「リゾートビュー諏訪湖」 御柱祭「木遣り」披露も JR東日本

JR東日本は、臨時快速列車「リゾートビュー諏訪湖」の秋の運転に合わせておもてなしを実施します。

JR東日本HB-E300系ハイブリッド気動車「リゾートビューふるさと」編成(丸岡ジョー/写真AC)
JR東日本HB-E300系ハイブリッド気動車「リゾートビューふるさと」編成(丸岡ジョー/写真AC)

2021年10月9日(土)・10日(日)、11月13日(土)・14日(日)の4日間、長野駅〜富士見駅間で運転します。運転時刻は往路が長野駅9:05発・富士見駅11:38着、復路は富士見駅13:38発・長野駅16:30着です(時刻表は下表を参照)。

普段は長野駅〜南小谷駅間で「リゾートビューふるさと」として運転している、展望席を備えたハイブリッド車両HB-E300系(2両編成)が使用されます。日本三大車窓の一つに数えられる姨捨駅周辺からの善光寺平の景色に加え、中央本線沿線の山々、諏訪湖などの景色を大きな車窓から楽しむことができます。

全車指定席のため、乗車券のほかに指定席券(大人530円・小児260円)が必要です。指定席券は乗車日の1か月前10:00からインターネット申込サービス「えきねっと」のほか、JRの主な駅のみどりの窓口、指定席券売機等で発売されます。なお、Suicaは松本駅〜富士見駅のみ利用可能です。

【時刻表で解説】JR東日本 臨時快速列車「リゾートビュー諏訪湖」

各運転日の往路では、車内や停車駅でおもてなしが実施されます。

車内では、「リゾートビュー諏訪湖」沿線をテーマにしたクロスワードパズルが配布されます。記入したパズルと引き換えに、抽選で沿線自治体の賞品がお一人につき1つプレゼントされます。また、西条駅〜明科駅間およびみどり湖駅〜岡谷駅間のトンネル内では、車内モニターで乗車中の列車(HB-E300系)に関する動画の上映会が予定されています。

上諏訪駅では、諏訪地方で7年に一度開催される「御柱祭」において、木を曳く際に唄われる「木遣り(きやり)」が披露されます。これは、曳行の安全を願い、曳き手の気持ちを合わせるために唄われるものです。なお、次回の式年造営御柱大祭は2022年4月〜5月にかけて行われます。

また、上諏訪駅で下車する方限定で「上諏訪駅オリジナル缶バッジ」「上諏訪駅温泉たまごセット」がプレゼントされます。温泉たまごセットは生卵、たれ等がセットになっており、上諏訪駅1番ホームにある足湯の「温泉たまご処」でご自分で温泉たまご作りを楽しむことができます(約20分で完成)。

そのほか、「リゾートビュー諏訪湖」の運転を記念して、10月9日(月)からオリジナルクリアファイルが数量限定で発売されます。取り扱い店舗は長野駅・松本駅・塩尻駅・岡谷駅・上諏訪駅・茅野駅構内にある一部の「NewDays」で、販売価格は440円です。